2009年11月24日
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国立公文書館で下高井戸新資料を発見

Written By: 川俣 晶連絡先

 国立公文書館に少しだけ行ってきました。そこで、請求しても資料の山と格闘しましたが、面白い資料を発見しました。複写請求が上手く行けば面白い図が得られることになります。

国立公文書館

国立公文書館 §

 よく考えたら昔にも来たことがあります

 一度来たと知るだけで心理的なハードルが下がります。

 東西線の竹橋駅の近くです。

資料の山 §

 京王の下高井戸駅関連の資料をいくつか請求して見ましたが、ドカッと紙の山が出てきて大焦り。読み方が分かるまで苦労しました。まず目的以外も含めた紙の山から目的のものを探さねばなりません。

 中でも面白いのは、昭和2年?の下高井戸の図が存在したことです。しかも水路工事の図として。上手く行けば3週間後ぐらいに手に入りますが、果たしてどうかな。

 興味深いのは以下の点です。

  • 貨物側線が描かれている (京王の)
  • このあたりの図や、おそらく元ネタになっている鉄道ピクトリアルの図より詳しい (この図に存在しないものも多く描かれている)
  • 京王の下りホームはこの時点で既に現世田谷線ホームと食い違い配置だ
  • 駅の西側(渡り線の更に西)に線路をまたいで水路が存在する

 最後の1つが重要ですが、この北側は水路の存在を疑っていた場所かもしれません。全て連動して下高井戸水路の謎の一部が分かるかもしれません。

 鉄道を追いかけてなぜか水路の謎が解けるのは瓢箪から駒です。

 いずれにしてもコピーが成功するかが重要なポイントです。

下高井戸周辺史雑記